わたしの愛する福知山がパリに!?お寿司ランチはどんな味?

こんにちは、編集長の吉田佐和子です!

福知山を愛してやまないわたしですが、今年の春からパリに住み始めたことで福知山との距離がかなり離れてしまいました。

でも、福知山との距離を嘆きながらシクシク暮らしていたわたしにスーパーミラクルうれしい情報が飛び込んできたんです。

パリに福知山がある。

わたしは驚きました。

そしてスーパーミラクル嬉しく思いました。

あぁ、福知山の良さを分かるパリジャンがいたのだ!

福知山を愛するパリジェンヌがいたのだと!

その日本食レストランの名前は福知山。

そのままです。

いや、福知山が好きなんは分かる。

分かるんやけど、そのまま店名にするのはどうなんよ?

と突っ込みながらも、パリで見かける日本食レストランは『京都』とか『高知』とか地名そのまま付けただけのところばかり。

目をつむることにしました。

むしろ、京都とか高知とか都道府県が選ばれる場合が多い中でなぜか選ばれた『福知山』が凄いような気がしてきました。

うん。

なんか嬉しくなってきたので良しとしましょう。

まさかの痛恨のミスを発見!

パリで初めての場所に行くとき、わたしは必ずグーグルマップのアプリに店名か住所を入れて検索します。

しかし、いつものように店名で検索したところ衝撃的な画像が目に飛び込んで来ました。

これです。

ふ、ふくしやま??

ふくしやまってなんなん?

福祉山みたいやん。

ちゃう、ちゃうねん。

ふくちやまやねん…!!!

そう、パリの福知山はローマ字のスペルミス』という致命的な間違いを犯していたのです…!!

ふくちやまを愛するわたしにとってこんな悲しいことってありません。

一文字違うだけ、一文字違うだけで別のものになってしまうということを知らないのでしょうか。

さわこ
さちこ

よしだ
おしだ

なんか別の人に感じますよね?

ふくしやまってどこや。。

それまで感じていたパリの福知山に対する愛着心が一気にダウンしてしまいました。

でも、わたし以上に福知山を愛しているパリ在住の日本人はいないと思いますし、わたしが行かなくて誰が行くんでしょうか。

福知山の名前がついたお店があって嬉しい気持ちと、そのお店が地名的な間違いをしているということに対する複雑な気持ちを抱えながら1人お店に向かいました。

やってきました「ふくしやま」

はい!ということで早速やってきました。

どどーん


わたしの愛する『福知山』の文字が〜〜

うれしい!

そして、グーグルマップで確認した通り、バッチリ綴りが間違っています。

ここで間違いありません。

さて、一体どんなお店なのか?!

ランチタイムに突撃しましたーーー!!

店内に入ると、中はこんな雰囲気。

お店に入ると店員さんが席に案内してくれました。

出されたメニューもバッチリ綴りが間違っています。

FUKUSHIYAMA。。。

海苔とかつくってそうだな。。

ふくしやまはちゃんとした日本食屋さんだった

そんなメニューを開いてみてびっくりしたのは、メニューがかなり充実していること。

 

寿司の舟盛りまであるぞ。。

ちゃ、ちゃんとしてるお店だ。。

ここでふくしやまに対する愛着が再び湧いてきました。

わたしは右下のD5のメニュー(11.5ユーロ)を頼むことにしました。

気になる寿司ランチのお味は!?

注文して5分くらいで、まずはサラダと味噌汁が出てきました。

味噌汁にはレンゲがついてます。

味噌汁をレンゲを使って飲むの!?と思ったのですが、私が行った数少ない日本食レストランはどこもレンゲがついてきました。

意外とイケます。

そして、15分ほどしてお寿司がでてきました〜〜


スペルを間違うふくしやま!

いったいどんな味がするんだーーー!?

いざ、実食!!!!

お い し い ! ! !

どうしよう、おいしい。

スペルが間違ってるとかスペルが間違ってるって言ったけど、おいしいやん。

とくにマグロとサーモンのお寿司はシャリも程よい感じだしネタも新鮮でわたし好み。

ふと周りを見渡せば、お昼時ということもあってか、お客さんはいっぱい。

お店は繁盛している様子でした。

その様子をみて、何だかとっても嬉しくなったんです。

もう、スペルが間違ってるけど、料理もおいしいし、たくさんお客さんが来て繁盛してるし、なんかうれしい!!!

また来ます!!!!

お店を訪ねたらコロっと心変わりしてしまったのでした。

おまけ

お会計のときに、店員さんに意を決してスペルの間違いについて聞いてみました。

[chat face=”sawako.jpeg” name=”よしだ” align=”left” style=”type1″]わたしは福知山からきました[/chat]
[chat face=”youngman_32.png” name=”店員さん” align=”left” style=”type1″]え?ほんと?[/chat]
[chat face=”sawako.jpeg” name=”よしだ” align=”left” style=”type1″]『福知山』って「ふくしまや」じゃなくて「ふくちやま」って読むんですよ[/chat]
[chat face=”youngman_32.png” name=”店員さん” align=”left” style=”type1″]あぁ、知ってる知ってる[/chat]

知ってるんかーーーい。

そして、こんな風に尋ねられました。

[chat face=”youngman_32.png” name=”店員さん” align=”left” style=”type1″]福知山っていう山があるの?[/chat]

それも知らんのかーーい。

はい。なんか漫才みたいな感じで心の中でツッコミを入れまくっていたわたしでした。

でも、『福知山』という名前がついたお店があったこと、そしてお店が繁盛していたことはとても嬉しかったです。


わたしが完全帰国する前にはまた食べに行って、そのときにはもっとフランス語で福知山のことを説明できるようになりたいなぁ、と思ったのでした。

おしまい。

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この記事を書いた人

ふくてぃーやま編集長。1986年京都府福知山市生まれ。大阪音楽大学卒業後、私立高校の音楽科非常勤講師として1年間勤務したのち、フリーの演奏家として活動をスタート。現在は、(株)Locatell代表取締役、(一社)福知山芸術文化振興会代表理事として様々な事業を手がける。

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