風車が目印!薪ストーブと暮らし提案のお店・くらしの情報館「火木土」はランチや雑貨も楽しめるお店です

こんにちは、ライターのカヨです。

福知山市街地から国道9号線を夜久野方面に車で走っていると、大きな風車のような建物が見えます。

あまり見かけない建物なので、何だろうと気になる方もいらっしゃるのでは。

今日はそのお店のことを紹介したいと思います。

くらしの情報館「火木土」とは

大きな風車の建物の正体は、福知山の建設会社「岸下建設株式会社」が運営するくらしの情報館「火木土」というお店です。

火木土外観

家を建てたり、リフォームしたり、古民家を改築したり、住まいに関する相談に乗ったりと、さまざまな「住環境」についての情報を発信されているスポットです。

お店に入ると、薪ストーブがずらりと並んでいます。

薪ストーブ

住まいの提案をする中で、薪ストーブのある暮らしにも力を入れて取り組まれているお店なんですよ。

火木土という名前は

「火」・・・薪ストーブ(家の中にが身近にある生活)

「木」・・・建築(を使った建物)

「土」・・・木(岸下建設の創業時からの仕事)

という意味を持ってつけられたそうです。

さて、その中でなぜ薪ストーブを扱うことにしたか。
福知山の山と森を守る活動にもつながっているということで、お話を伺いました。

昔話に出てくるように、森に芝刈りに出かけて、薪を作り、お風呂を沸かしたり、かまどで料理をしたり。
そういったことが昔は日常的にあったけれど、今は電気などが普及して家の中で火を取り入れることは無くなってきました。

そうすると、山や森の木を切って使うことがなくなりますね。

木を使わないと、山や森の整備をすることが減り、どんどん荒れていってしまいます。
そうすると災害が起こりやすくなったり、私達の安全な暮らしにも影響が及んでしまいます。

そういったことを少しでも減らすためにも、薪ストーブが役立つそうです。
山や森の間伐材などの木を燃料にする薪ストーブが普及することで、福知山にたくさんある山や森を守ることに繋がります。

そういった想いから、火木土では薪ストーブを扱われているそうです。

薪ストーブの魅力とは!?

さてそんな「薪ストーブのある生活」は電気ストーブやエアコン、石油ストーブとは違った魅力がたくさんあるそう。

ゆらゆら揺れる炎を見ていると、癒やしの効果があり、心が落ち着くそうです。
それが出来るのが、家の中で安全に火を楽しめる薪ストーブ。
薪ストーブの暖かさは、輻射熱と言って太陽と同じように自然と体の芯から温めてくれるので、体にも良いとのこと。

火を入れた薪ストーブの様子(動画)です、確かに炎をぼーっと見ておきたくなります。

また暮らしにも、とても役立ちます。

例えば、冬の洗濯物が乾かない時期って困りますよね。
でも、薪ストーブがあると、その熱でカラッと早く乾きます。
冬に湿気の多い福知山(京都北部)にはぴったりなアイテムなんです。

また、調理にも使えて、煮込み料理やピザ、焼き芋、ドライフルーツなんかも作れます。
薪ストーブで料理をするときに使えるアイテムもお店に揃っていましたよ。

薪ストーブアイテム

こちらは薪ストーブで作るエスプレッソメーカー、お洒落です。

エスプレッソ

「実用性と遊びを兼ね備えた暖房器具」
、これが薪ストーブの魅力だと教えてもらいました。

話を聞いていると、だんだん欲しくなってきました。
いつか家を建てたり、買ったときには検討したい夢の一つ。

↑扱いやすいと一番人気の「ネクターマーティン」という薪ストーブ

燃料となる薪を確保するのに、少し手間がかかってしまうようですが、アウトドアが好きな方や田舎暮らしを楽しみたい方、リタイア後の趣味で薪ストーブを楽しみたい方などに人気があるそうです。

「薪の駅」を利用してみませんか?

火木土で「薪の駅®」という活動が始まったと聞きました。

薪の駅

山や森を持っている方の未利用材(山に放置されている間伐材)を買い取って、それを薪にして必要な方に販売されています。
薪ストーブは買ったけれど、薪が足りないので販売してほしいというお客さんの声からスタートしたそうです。

↑「薪の駅®」は岸下建設の商標登録

間伐材を片付けるのが大変な山主さんにとっても、薪ストーブ用の薪が欲しいお客さんにとってもどちらもプラスになるサービスですね。

薪の駅について詳しく知りたい方は、火木土へお問い合わせください。

ランチやカフェを楽しめる「ガーデンカフェg.c」もあります!

 

残念ながら、2018年3月にカフェスペースは閉店されました。

火木土の店内には、ランチやカフェを楽しめる「ガーデンカフェg.c」が入っていて、ゆっくりと美味しい時間を過ごすことも出来るんですよ。

cafegc
お昼時はたくさんのお客さんで満席でした。
もともとこの建物はケニアという喫茶店だったそうで、その時からのお客さんや、口コミを聞きつけて遠方から来られるお客さんも多いそうです。

一番人気は平日限定の「日替わりランチ」

行った日のメニューは「煮込みハンバーグ」でした。

煮込みハンバーグ定食
たっぷりのトマトソースで煮込まれたハンバーグに、サラダや季節のお惣菜がついて650円。


ボリュームたっぷりな上に、このお値段はとっても嬉しいランチです。

もう一品注文しました。こちらは「ピラフランチ」
とろっとオムレツもついてくる、バターの風味がきいた美味しいピラフでしたよ。

ピラフランチ

季節の野菜が入ったサラダはシャキシャキ、新鮮でした。

ランチには食後のドリンクも付いてきます。

コーヒーや紅茶、ジュース、ココアなど色々選べました。

↑火木土「カフェg.c」のメニュー

この景色が好き!京都丹後鉄道が見える窓側席

個人的に、おすすめしたい火木土のスポットがあります。
カフェの窓側の席からは線路が見えるのですが、時間帯が合えば京都丹後鉄道のおしゃれな観光列車「くろまつ号」「あかまつ号」「あおまつ号」を見ることができます。

あおまつ号

↑天橋立の砂浜と松をイメージして作られた観光列車「あおまつ号」

電車好きの方にもおすすめしたい場所です。

暮らしの雑貨もおすすめです

薪ストーブに使うアイテムの他にも、昔ながらの暮らしにあう、こだわり雑貨も販売されています。

古民家を活用したり、木のぬくもりがある建築を大切にされているので、雑貨もその暮らしにあったものを選ばれているそうです。

使い捨てではなく、壊れても自分の手で直して長く使っていけるようなアイテムが並んでいます。

↑竹のコースターやガラスのコップなど、愛着が持てそうな昔ながらの雑貨たち

ランチや住まいの相談の後に、ぜひ覗いてみてください。

おわりに

今回は、風車風の建物が目印、「火木土」を紹介しました。
カフェや雑貨もあるお店なので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住まいに関するイベントや、薪ストーブを使ったイベントなども行われていますので、詳しくは岸下建設のホームページやFacebookをチェックしてみてくださいね。

くらしの情報館「火木土」

住所:京都府福知山市牧402-5
営業時間:10:00~18:00
TEL: 0773-33-0201
駐車場:あり(お店の前に駐車可)
定休日:木曜
HP:http://www.kishishita.com/

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この記事を書いた人

丹波市出身。結婚を機に福知山に引っ越す。
高校は福知山市内の学校に通っていたため、福知山も故郷のように感じ、楽しいところ、良いところを紹介したいと思うようになりました。
現在、WEBライターを目指し修業中。ここちいい暮らしノート運営中。

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