こんにちは、編集長の吉田佐和子です。
実家の近くをぶらぶら歩いていると、すごく可愛い薪ストーブが目に飛び込んできて、思わず目を奪われました。
こんなかわいくてオシャレなストーブを売ってるお店があったんだ!
..と思いしばらくゆっくり眺めていると、お店の方が優しく声をかけてくださったので、お店に入ってみることにしました。
お店の名前は、リフォームと薪ストーブの店さんたん(以下さんたん)。
入り口はこちらです。
店内は広々としていて、たくさんの薪ストーブが置かれています。
薪ストーブはエコな燃料
電力のコストやガス排出による地球温暖化が問題視されているいま、薪ストーブは電気や石油暖房の使用をおさえられるエコな燃料として考えられています。
また、干ばつや下枝の整理といった森林の管理、木材の使い端を薪にすることは資源の有効活用にもなります。
さんたんでは薪ストーブの販売を約30数年前から行なっておられるそうですが、最近は自然エネルギーに興味のある方が増えたこともあり、毎年需要が高まっているんだとか。
新築を建てるのに合わせて薪ストーブを使いたい!という若い人も多く、福知山だけでなく、奈良、姫路、福井などから来られる方もおられるそうです。
わたしは薪ストーブに関する知識が全くなかったんですが、お店の方が丁寧に教えてくださいました。
薪ストーブの火がつく様子
まず、どうして火をつけるかも知らなかったのでお店の方に教えていただきました!
最初に薪を入れてマッチで火をつけます。
すると、あっという間に薪が燃えはじめます。
あったか〜い熱を感じます!
薪ストーブの見た目はすごく重厚感があるので、火をつけるのは大変なのかな?と思っていたのですが、思っていたよりも簡単に火をつけられことが分かりました。
薪ストーブには燃焼方式があり、炎も違う!
また、薪ストーブにはいくつか燃焼方式があるんですが、今回はさんたんオススメの燃焼方式をご紹介します。
難しいことは分からへん!という人もストーブの炎の違いをお楽しみください。
まずは、省エネのストーブ、触媒方式=キャタリック燃焼!
触媒=キャタリックコンバスターといわれるこちらのものを指しています。
この触媒(キャタリックコンバスター)といわれているものがストーブに使われているおかげで、効率よく熱量が確保でき、クリーンな排気能力が持続します。触媒は消耗品となり、 交換時期は5年~7年です。
キャタリック燃焼は(後述するクリーンバーン燃焼に比べて)薪の消費量が少なく、煙の量も少ない=燃費効果が良い燃焼方式です。
次に紹介するクリーンバーン燃焼は非触媒方式と呼ばれ、触媒(キャタリックコンバスター)が使われていないものになります。
さんたんでオススメすることが多く、メンテナンスも楽なクリーンバーン燃焼。
ダンシングファイヤーと言われる炎のゆらめきは、キャタリック燃焼と比べると、クリーンバーン燃焼の方が優れているそうです。
燃焼方式には、それぞれ特徴があります。
・燃費や煙の少なさを優先するのか?
・綺麗な炎がいいのか?
・使いやすさを優先するのか?
・メンテナンス性を優先するのか?
これらのどれを選ぶかで、自分が気に入った機種を見つけることができるそうです。
薪ストーブはすべて“アナログ”。
寒かったら薪を入れる、暑かったらいれない。そのシンプルなところも良いですね。
木質ペレットで燃焼させるストーブも!
薪ではなく、おがくずや木片などを使ってつくられた木質ペレットを使用して燃焼させるストーブもありました。
なんとストーブの裏にあるコントロールモニターを操作して火をつけるそう。
デザインもオシャレでいいですね!
薪ストーブにはたくさんの種類があり、さんたんのHPでも紹介されているのでぜひご覧ください。
薪ストーブで楽しむクッキング
薪ストーブでは、ピザを焼いたり、ケーキを焼いたり、上にかわいいポットを置いてお湯を沸かしたり、エスプレッソコーヒーを作ることもできるそう。
特別に薪ストーブの上で作った特製エスプレッソにバニラアイスを足したデザートを作っていただいたのですが、それがおいしくておいしくて感動してしまいました。
お店の中にはちょっとしたキッチンスペースもあるんですが、さんたんで薪ストーブを購入された方を対象に、年に1回薪ストーブを使って料理を作り、皆さんで薪ストーブの使い方や暮らしについていろんなお話をされているそうです。
また、火を燃やす際に必要な薪はどうしてるんですか?とお伺いすると『年に1回、ストーブを購入してくださったお客様と薪作りのイベントを行なっているんです』と教えてくださいました。すごく楽しそうですよね。
また、お掃除道具も見てるだけでおしゃれでかわいい!
お気に入りのものに囲まれて暮らせる生活はそれだけでしあわせですよね。
実際に、スローライフを送りたい、自宅で心地よく過ごしたいと思われる方がお店に来られるそうです。
さいごに
ふらっと訪れただけなのに、一瞬で薪ストーブの虜になりました。
種類にもよるそうですが、薪ストーブはだいたい15年、愛着を持って25年使えるそうです。
えんとつは一生使えるんだそうです。
また『丹波発 食と農と里山』という「食と農と里山」をテーマに26人の方々が語られている本の中で、さんたんを経営されている森脇さんが書かれていたんですが、「炎の前では少しだけ、人生スローになる」と書かれていました。
また、「薪ストーブは、経費だけではない何かを追い求める人の道具です。」とも。
薪ストーブのことを色々お伺いし、実際に使っておられる方の声を聞くなかで、自然とその会話の向こうに人々の笑顔が感じられ、そこにはしあわせでゆっくりとした時間が流れていました。
何かに追われていたり、忙しいなぁと感じる毎日を過ごしていても、薪ストーブがあればその炎を見つめるだけで自然とリラックスできる時間を持つことができそうです。
たくさんの人が薪ストーブを求める理由を感じらることができました。
店内にはお子さんが遊べるスペースもあるので、親子連れでも行ってみてくださいね。
初めて薪ストーブを買いたいと考えられている方は分からないこともたくさんあると思いますが、さんたんでは薪ストーブの販売だけでなく、設置や修理も一貫して行われています。
HPでもよくある質問や購入された方の声が紹介されていますが、どんな悩みでもまずは相談してみてください。
リフォームと薪ストーブの店さんたん店舗詳細
住所 | 福知山市堀内田町1963 |
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電話番号 | 0773-23-0203 |
関連サイト | HP / Instagram / FaceBookページ |
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